身体の不調からくるストレスについてのカウンセリング

からだの不調とストレス

 IRISでは、『からだの不調』や、『からだに関する長年のお悩み』に関しての心理カウンセリングも行っております。
 もしかしたら、心理カウンセリングとからだの不調というものはあまり結びつきにくいかもしれません。
 もちろん、私たちも「からだのことはまずはからだの専門家に!」というスタンスでいますので、医療機関はもとより、整体やマッサージなどの身体の専門家の方とお会いされていないお客様からのお申込みは基本お断りしております。(対人恐怖がある方などは例外です)

 とは言え、、からだの不調はストレスや精神的な問題とも密接に関連していることはご存知の通りと思います。

 また、ストレスとまではいかずとも、身体の不調を抱えている際に、それによってメンタル面の余裕を奪われてしまったり、気分を支配されてしまうということはよくあるように思います。
 例えば、「胃が痛くて仕事に集中できない」、「腰が痛くて気分が晴れない」「からだが常に緊張していてイライラする」「四十肩でパフォーマンスが下がり自信が持てない」などといった状況を経験されたことはありませんか??

 からだは、あなたの心に四六時中寄り添っているパートナーですので、こころとからだを切り離して考えることは難しいのかもしれません。
 そして、その関係は「うつがからだの倦怠感」につながり「ストレスでお腹が痛くなる」などといった〈心→からだ〉といった一歩通行のものではなく、上記のような逆の方向性も含めた入れ子の関係(相互影響過程)の中で存在しているとIRISでは考えています。

 『街のしんりやさん』を目指すIRISでは、〈こころとからだの関係性を心側から扱う立場〉として、あなたのストレスやお悩みのタネになっているからだの不調の解決・解消のお手伝いをさせて頂いております。


からだの不調に関するカウンセリングってどんなことをするの?

 IRISが提供させて頂く〈からだの不調の解消・変化を目的としたカウンセリング〉は、心理学をベースとした次のような前提と認識論に基づいています。

①.こころとからだは相互に影響し合う入れ子の関係性にある
②.からだの主体者は『ワタシ』=こころである
③.からだの状態には,こころや周囲との関係性・相互作用が関連している
④.人は、意図を持った努力、その試行錯誤の中で(心身ともに)自分自身を変化させることが出来る

 IRISでは上記の前提に基づき、現在お悩みのからだの不調が、どのような状況や関係性、お気持ちのと関連しながら続いているのかをお伺いしていきます。

 その上で、あなたのニーズが達成されるよう、自分のからだのコントロールの再獲得、緊張と弛緩のバランスの再学習、自分の気持ちや周囲との付き合い方の再検討などを通し、『あなただけのスペシャルな対処法』を見つけていくこと、それにより実際のからだの不調が改善されていくよう援助しております。


体の不調に対しIRISで活用することの多いアプローチ

システムズアプローチ

 IRISでは,システムズアプローチという心理療法に基づいた見方で行うカウンセリングを最も多く活用しています。
 システムズアプローチとは,欧米の家族療法をベースに様々な心理療法・臨床心理学的認識論を包括した日本流の統合的アプローチと言えるかと思います。
 私たちは様々な人やモノ,環境と関わりを持ちながら,相互に影響を与え合う日常の中で生活をしています。
 そのような日常の中で「問題」や「困りごと」が生じた際に,その問題や困りごとだけを切り離して考えることで解決を目指すのではなく,当たり前にそこに存在している「問題を解決しよう」「困りごとを何とかしよう」といった関わり方(相互作用)や関係性に注目し,個人が問題を抱えるのではなく,関わりや関係性の中で解決を図ろうとするのがシステムズアプローチの基本的な考え方です。
 「からだの不調」に対しては、この考え方に加え、あなた自身の中で日々生じ続けている「こころとからだの相互作用」=フィードバックループに着目し、その変化を通し、あなた自身が生活しやすい新たなフィードバックループの獲得=その結果としてのからだの不調の改善を目指します。

臨床動作法/動作療法

 臨床動作法は、日本で創始・確立された心理療法の1つです。動作法では心身の相関関係・心身交互作用に着目し、こころとからだの「主体者」である「あなた自身」のからだや症状に対する心理的な試行錯誤がより良い状態に結びついていくよう援助を致します。
 なお、動作法では、上記の考えを『意図→努力→身体運動』として定義し、その試行錯誤を繰り返していくこと、あなた自身が主体的にそのプロセスを経験していくこと=体験過程を通して、問題や状態の変化を志向していきます。
 動作法は、障がい者・児に対する援助手段として創始されましたが、様々な発展の中で、精神的なお悩み・精神疾患・からだの不調などに対し幅広く適用されています。
 なお、IRISでは、東日本大震災後の避難所・仮設住宅での動作法による支援活動や、日々のカウンセリング業務において実践を積み重ねてきている所長(大平厚)が主として担当しております。


 その他,IRISでは、からだの不調に対してもご相談いただいた方の状態やご要望にできうる限りお応えできるよう,様々な心理療法を活用しながらご相談に対応させていただきます。



からだの不調に対してのカウンセリングに際しての補足情報

※IRISは個人情報の保護と情報の守秘に細心の注意を払っておりまたそれを遵守しております。
 (顧問をお引き受けくださっている先生方との間で情報を共有し、カウンセリングについてご助言を頂きながら進める場合がございます。どうぞご了承ください)

※からだの不調への対応として動作法を活用させて頂く際には、援助の過程の中で、お身体に触れさせていただく必要が生じます。その為、事前に動作法及びその使用目的について説明をさせて頂いた上で、承諾書への署名をお願いしております。

※IRISでは、からだの不調に対し、医学的なアプローチは一切行いません。また、同様にマッサージ・整体などといった手段を用いることはありません。
 IRISでは、あくまで「動作法」を中心とした心理療法を用いての援助のみを行わせて頂きます。

※からだの不調に関するカウンセリングは、非常に複雑な対応を求められますので基本的には代表が担当しております。しかしながら女性のお客様に関してのみ、ご要望があれば所長の指示のもと女性のカウンセラーが実際の援助を行います。
 そのようなご希望がございましたらお気軽にお申し付けください。