勉強会


IRISでの勉強会について

 IRISでは、当所ご案内させて頂いておりました通り、2019年年度より各テーマごとに2カ月1回のペースで勉強会を企画・運営して参ります。
なお、IRISでの勉強会は基本的に医療・教育・福祉などのお仕事に従事されている対人援助職の方を対象としております。一般の方のご参加には条件がございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 IRIS扱う内容は、IRISで活用されているシステムズアプローチを始めとした独自のものの見方や方法論に基づいており、
近隣ではなかなか体験することのできない内容となるよう意識しております。
 そのように考えておりますので、大変申し訳ございませんが、一般的な心理学や臨床心理学などを学ばれたいようでしたら、私どものではなく他団体や他機関の勉強会などをお探し頂けましたら幸いです。。

 IRISでの勉強会は、『システム理論』や『対人関係論』、『コミュニケーション公理』や『心身相関』などといった独特ののものの見方に依拠したものとなっています。
 また、IRISはブリーフであることを大切にしておりますので、参加された方がより効果的・効率的、そして結果的に早期の変化につなげることが出来るお手伝いをさせて頂ければと考えております。
 その為、勉強会は「聞くだけ」にとどまらず積極的にご意見や経験談などもお話し頂き、その上で、「見て」「考え」「やってみる」ことを通し、実際に明日から使える内容にできればと思っております。

               Institute for Relationships & Interaction Sytems
                      代表・研修/研究部門主任 大平 厚

※.各回ごとの参加も歓迎しております。基本的には継続してご参加頂けましたらと考えておりますが、参加できなかった回の内容等についてはご要望があれば個別に対応させて頂きます。
※.撮影・録音はお断りしております。ご了承ください。
※.正装・準正装などでお越し頂く必要はありません。服装は楽な格好で結構です。

※.重複になりますが、一般的な心理学・臨床心理学などを学ばれたい場合は、他団体や他機関の勉強会/研修会をお探しください。

※.IRISの勉強会は、参加される方々がより有効な援助を模索するための場にしたいと考えておりますので、そのような目的での発言等は大歓迎でございますが、理論や方法論の正しさや有用性を批判・議論することを目的とされた方のご参加はお断りしております。


※.心理職従事者の方へ IRISで活用しているものの見方の内、システムズアプローチはかなり独特の認識論と方法論を用いるアプローチのようです(詳細は、吉川悟著 家族療法-システムズアプローチのものの見方- ミネルヴァ書房,1993をご参照ください)。
 その為、私たちもそうでしたが勉強を重ねる中で一時的に臨床がもの凄く下手になる/しにくくなるという経験をする可能性がございます。
 そのような毒を薬に変えるような過程が待っているかもしれないことをご承知いただき、それを乗り越える気合と根性をお持ちの上で、今より少しでも有効な援助が出来るようになりたいと思われるようでしたら、お気兼ねなくご参加頂けましたら幸いです。
 その熱意が実を結ぶようお手伝いさせて頂きたく存じます。


勉強会1. 木1コース

『心身相関・リラクセーションを扱えるようになる!』

 隔月第1木曜日の勉強会は、心身相関についての理解を深め、援助の中で心身の相関を視野に入れた対応を模索できるようになることを目的としています。
 日本の精神医療において心身医学という分野が九州大学において始まってから長い年月が経っています。しかしながら、心身の関連や関係のアセスメントの仕方、体(動作や緊張・弛緩など)を通して心の状態にアプローチする方法論についてはなかなか触れる機会がないのが現状なのかもしれません。
 ですが、私たちの"こころ"に唯一、常に、人生の間のすべての時間を付き合っているのが私たちの"からだ"であり、その経験は「身体の使い方」や「構え方」、心の鎧としての「緊張と弛緩のバランス」などを通して、多くの情報と示唆を有しています。それらを紐解き、日々の臨床実践の中で活用することが出来るよう、一緒に学んでいければと考えております。
 身体に触れる方法論は現在の世論もあり、実際には選択しにくくなっている現状があるかとは思いますが、その見立て方を踏まえることが出きるようになるだけでも、日々の実践が少しやりやすくなるかもしれません。
 なお、勉強会では日々の臨床実践に活用しやすいよう、各回ごとに『特定の心理状態』をテーマに、心身相関的な視点で考えていきたいと考えております。


実施日・実施テーマ(全5回)
 2019年5月2日(木) 『ストレス × からだとこころ』
 2019年7月4日(木) 『対人緊張 × からだとこころ』
 2019年9月5日(木) 『攻撃性・衝動性 × からだとこころ』
 2019年11月7日(木) 『抑うつ × からだとこころ』
 2020年1月9日(木) 『離人・解離 × からだとこころ』

時間 各回18:30~20:30(途中休憩をはさみます)

場所 カウンセリングルームIRIS(いわき市平字作町1丁目3-11 TKビル202)

参加費 各回1000円

定員 8名(各回3名以上の参加で開催)

担当 大平厚(Cr-IRIS所長)・渡邊整(Cr-IRIS副所長)

※動きやすい服装でお越しください。
※参加者全員に、守秘ならびにリラクセーションに関する承諾書にご署名を頂きます。ご協力をお願いいたします。


勉強会2. 土2コース

『家族支援:アセスメントと家族の力の活かし方』

 隔月第2土曜日の勉強会では、当方でも支援の基本的なアプローチとして活用しているシステムズアプローチ・システム論的家族療法の視点を活用し、“こころ”や“心理”などに焦点を当てた家族支援について、そのアセスメントの仕方や対応プランの検討などを行うためのものの見方に触れて頂くことを目的としています。
 家族という単位は、人の営みにおけるもっとも小さな社会と言えるかもしれません。そこでは、単なる個人の足し算だけでははかることのできない日常が日々繰り広げられています。
そういった意味では、家族など複数の対象を相手にする際には、従来の個人に焦点をあてた見方のみならず、家族という単位そのものをアセスメント出来ることがより有効な支援へとつながっていきやすいと考えています。
 そのような視点から、「システム理論」「コミュニケーション公理」など独特の見方を有し、家族を始めとした複数の対象へのアプローチとして発展を遂げてきたシステムズアプローチのものの見方に触れて頂く機会としてこの勉強会を企画しました。
 各回ごとにことなる焦点について家族を捉える視点に触れていきますので、どうぞお気軽にご参加ください。


実施日・実施テーマ
 2019年5月11日(土) 『家族をどう見るか?』
 2019年7月13日(土)  『家族のやりとり―相互作用』
 2019年9月14日(土)  『家族のかたち―構造と境界』
 2019年11月9日(土)   『家族の歴史―発達と変遷』
 2020年1月11日(土)  『家族の力を活かす―協働的対応について』

時間 各回17:00~19:30(途中休憩をはさみます)

場所 カウンセリングルームIRIS(いわき市平字作町1丁目3-11 TKビル202)

参加費 各回2000円

定員 10名(各回4名以上の参加で開催)

担当 大平厚(Cr-IRIS所長)・渡邊整(Cr-IRIS副所長)

※参加者には守秘に関する承諾書にご署名を頂きます。
※ロールプレイなどでの実践も行いますが、苦手な方でもサポートしますのでご安心ください。



勉強会3. 火3コース

『集団の見立てと対応ー友人・組織・集団へのアプローチー』

 隔月第3火曜日の勉強会では、当方でも支援の基本的なアプローチとして活用しているシステムズアプローチの視点を用い、“こころ”や“心理”などに焦点を当てつつ、友人や組織などの集団を対象とした支援について、そのアセスメントの仕方や対応プランの検討などを行うためのものの見方に触れて頂くことを目的としています。
 複数の人物によってなる集団というものは、単なる個人の足し算だけでははかることのできない関係性と相互影響性のもとに成り立っています。
 また、昨今はいじめ等が社会問題となり、組織では復職に向けた環境調整が盛んに行われるなど、“個人のこころ”を支援する立場であっても、その背景にある集団の影響や状態・状況は無視できるものではなくなっています。
  そのような視点から、「システム理論」「コミュニケーション公理」など独特の見方を有し、複数の対象へのアプローチとして発展を遂げてきたシステムズアプローチのものの見方に触れて頂く機会としてこの勉強会を企画しました。  なお、このコースは土2のコースと内容が重複する部分がありますが、“友人”、“職場”、“組織”など、より広義な複数の集団に対して触れていきます。各回ごとにことなる焦点について扱いますので、どうぞお気軽にご参加ください。

実施日・実施テーマ
 2019年6月18日(火) 『集団の捉え方―関係性とやりとり』
 2019年8月20日(火) 『集団の動き―相互作用』
 2019年10月15日(火)  『集団内のズレ―要求とパンクチュエーション』
 2019年12月17日(火)  『集団の力を活かす―コンセンサスと共有』
 2020年2月18日(火)  『集団の心理―困難や行き詰まりへの対応』

時間 各回19:00~21:00(途中休憩をはさみます)

場所 カウンセリングルームIRIS(いわき市平字作町1丁目3-11 TKビル202)

参加費 各回1000円

定員 8名(各回3名以上の参加で開催)

担当 大平厚(Cr-IRIS所長)・渡邊整(Cr-IRIS副所長)

※参加者には守秘に関する承諾書にご署名を頂きます。
※ロールプレイなどでの実践も行いますが、苦手な方でもサポートしますのでご安心ください。



勉強会4. 土4コース

児童期・思春期の諸問題への理解と対応
-Systems Approach風-

 隔月第4土曜日の勉強会では、当方でも支援の基本的なアプローチとして活用しているシステムズアプローチ・システム論的家族療法のものの見方を活用し、児童期・思春期に見られる精神的・心理学的な諸症状・諸問題への理解と対応について考えていきます。
 子どもにとって、児童期・思春期は、実に多くの人とのかかわりの中で、多くのものを感じ、考え、そして自分なりや社会的な自分を形成してく時期となります。その中では、多くの未来につながるタネを得つつも、大小さまざまな悩みや不安、困難を抱えることも少なくありません。
 基本的に精神的・心理的なものと考えられる様々な状態像は、対象となる児童・生徒の内的な傾向や特性との関連で考えられることが今現在もスタンダードになっていると思います。しかしながら、(現実的にはあり得ませんが)例え全く同じ傾向や特性を持っていたとしても、その全員が同じ困難や状態を示すというわけではありません。
 そして、その差異には、それぞれが生きる環境や対人関係(関係性)、他者や社会との間にどのような日常を繰り広げているかということ(相互作用)の総和であるように思われます。
 児童期・思春期の状態像の理解と対応については、まずは傾向や特性など個人を見ることが出来る視点が必要であることは言うまでもありません。ですが、それは見えているのに思うように対応できない、状況がいい方向に動いていかないなどといった思いを抱える場合もあるかと思われます。
 本コースでは、そのような時に状況の理解と対応を今よりもしやすくなるためのオプション的な視点に触れて頂きたいと思います。
 よく混同されがちではありますが、木を見る見方が必ずしも森を見る見方としても適切であるというわけではありません。それは、人が人と織りなす関係やそれを連ね束ねた集団や社会というものは、単なる個の総和として捉えることのできない多様性を持っているためだと思われます。
 本コースでは、勉強会で最も実践的な内容に触れながら、木を見つつ森も見ることのできる、そんなオプションを得て頂けましたらと考えております。

実施日・実施テーマ
 2019年6月22日(土) 『木だけではなく森を見た場合の児童期・思春期』
 2019年8月24日(土)  『不適応ー差異』
 2019年10月26日(土)  『不登校―行かない・行けない・行きたくない』
 2019年12月28日(土)   『非行―問題行動』
 2020年2月22日(土)  『集団のエスカレート―いじめ・はぶり・SNS』

時間 各回17:00~19:30(途中休憩をはさみます)

場所 カウンセリングルームIRIS(いわき市平字作町1丁目3-11 TKビル202)

参加費 各回2000円

定員 10名(各回4名以上の参加で開催)

担当 大平厚(Cr-IRIS所長)・渡邊整(Cr-IRIS副所長)

※参加者には守秘に関する承諾書にご署名を頂きます。
※ロールプレイなどでの実践も行いますが、苦手な方でもサポートしますのでご安心ください。



勉強会への参加を希望される方へ ~申込み方法~

 IRISでの勉強会に参加をご希望の方は下記のメールアドレスにご連絡を頂けますようお願い申し上げます。
 なお、メールのタイトルに参加をご希望されるコース名(例:土1)、メール本文に、お名前・ご職業・ご所属・電話番号・メールアドレスを明記の上、お申込みください。

   勉強会申込みメールアドレス iris.benkyokai.kensyukai@gmail.com

申込み締切:各勉強会開催2日前までのお申込みまで有効

※他のアドレス、お電話、ぐるっといわきホームページ内申込みフォームからはお申込み頂けません。ご了承ください。
※お申込み後、受付完了のメールをお送りさせて頂きます。また、開催2週間前の時点での申込み人数により、開催の可否を判断し再度ご連絡致します。






※システムズアプローチに関する継続的な学習を希望される方へ

 対人援助の仕事をされている方で、システムズアプローチを部分的にではなく臨床実践に活用されたいと考えていらっしゃる方は、個別に対応させて頂いておりますので、下記のアドレスまでご連絡頂けましたら幸いです。

   宛先:  counselingroom.iris.iwaki@gmail.com (大平厚宛)

 本文に氏名・年齢・ご職業・ご所属・勤続年数・電話番号・動機・システムズアプローチに関する学習経験の有無・臨床心理士資格の有無・現在活用されている主な心理療法を明記の上、ご連絡ください。
 メールを確認後、お返事をさせて頂きます。